恋にお寿司に音楽に

棺桶には寿司とCDと愛を入れてください

"友達"

高校ん頃の俺が思う"友達"は
所詮地元や学校が同じだけの"知り合い"にしか過ぎないと思っていた
 
そして高校を出て大学だったり職場だったり皆それぞれの新しい土地へ出た
 
二十歳そこそこの俺が思う"友達"は
むしろ"都合のいい人"とか"たまたま誘いやすい人"とか、生活の中で身近にあるから友達って便利な言葉を使うと、そう思っていた。
 
 
 …そして俺は2016年の終わりに東京を出て大阪に来た
 
久しぶりに東京に帰るとき、2日間とか3日間の限られた時間の中で、わざわざ予定をあけてくれて会ってくれたり、会えなくても声かけてくれたりしてくれる人がいた
「離れてわかる大切さ」
なんてありきたりな言葉をつかうつもりはないが、そこに距離は関係ないし年数も関係なかったことを改めて実感したし、俺を俺たらしめる1つがこいつらなんだと感じた
 
 
27歳の俺が思う"友達"は
 
どうしても話したいから話す
どうしても聞きたいから聞く
どうしても会いたいから誘う
どうしても会いたいから会う
 
そんな関係のことだと思う。