恋にお寿司に音楽に

棺桶には寿司とCDと愛を入れてください

2020年12月31日(晴れ)

今日は大晦日
早いもので今年も終わる
 
俺は今年も音楽フェスの
COUNTDOWN JAPANにいく


……

はずだった。

去年の今日、書いたブログと同じ始まり方をしたかったけどいきなり道が違う。
面白いな、人生って。
なにがあるかわからないもんな。

俺は今「年越し音楽フェス」に行けない世界線に来てる。
もちろん悲しい、つらい、嫌だ。
でも「行けない世界線」が現実に来たからにはこの世界線でしか感じれない何かもあるはずだ。
じゃなきゃおかしい。

 

みんな口を揃えて
『来年は良い年になるといいなぁ』

『今年一年ほんとになかったことにしてほしいよねー』

とか言う。

そんなこと平気で言える奴の神経がわからない。

大変だったかもしれない確かに例年に比べたらそりゃ激動だったかもしれない。
でも2020年は今年しかないし
今年学んだこと、今年出会った人、今年成長したこと、今年思い出になったこと、絶対あるはず。

それを全部なくすってことは
今年の自分を全部殺すってこと。
そんなの悲しいよ。

俺は今年起きた事を絶対忘れないしこの先の人生に絶対活かす。

緊急事態宣言だって、ライブがたくさん中止になったのだって、全て『良い思い出』にしてやる。
必ず10年後の酒の肴にしてやる。

 

みんなは今日、12月31日を目の前にしてどう感じてる?
そして今この瞬間が「過去」になった「未来」では2020年の12月31日をどう感じてる?

 

 

“この悲しい記憶で照らせる
幸せにいつかは会えるかな?”

 


じゃ!“いつかの”
モッシュピットで会おうぜ!!

goes on!


f:id:SUSHI_DE_SUSHI:20201231160208j:image

残酷な音楽のテーゼ

 

飲み会の帰り道


さっきまでの喧騒とはかけ離れ、一人になった時に孤独が心に押し寄せてくる。
電車内の酔っ払い達のうるせぇ声をかき消すように『うるせぇ音』がイヤホンから流れてくる。

 

誰にも理解なんてされない音楽を聴き、まるで自分がこの世の中の主人公と勘違いしてるかのように上を向きくだらねぇこの現実をMV化する。


俺は人でよかった。


耳があってよかった。

音楽がこの世にあってよかった。

 

好きな音楽を好きと思えてよかった。


そして明日も死にたいと思いながら生きたくて心を騙す。

 

 

年末、唯一行こうと心を決めた音楽フェスも案の定中止になった。


わかってた。もちろん。
できないことなんてわかってた。


開催します→中止です。
開催します→中止します。
開催します→中止になりました。


わかったよ。わかってるから。
もう、やめてくれ。
音楽を嫌いになりたくないから。
やめてくれ。

できないんだから。待ってるから。

ちゃんと完璧にできるようになってからにしてくれ。思わせぶりしないでくれ。

俺は生き甲斐なんだ。趣味じゃないんだ。

やめてくれ。頼むから変に希望を持たせないでくれ。

 

 

 


はっきり言って音楽は味方ではない。

 

でも


音楽は敵ではない。

 

おい、聞いていいか未来の俺。

 

 

 

ハロー今君に素晴らしい世界が見えますか?

“シーフード”

あのさコンビニでの会計したあと袋詰めしてる時に「Tポイントカードありますか?」って言うのなんなの??


Tポイントカードあったらだすよ!!
いやわかるよ?規則なんでしょ?

わかるよ?でもあったら出すから。
てか、あっても出さないと判断したから出してないでええやん!


それともなに?
「Tポイントカードありますか?」
って言われて『あーそうだった忘れてたTポイントカード出します』ってやつがいるのか??
馬鹿なのか?そいつ?


アホなの?馬鹿なの???
ふざけんなよいい加減にしろ!
このにんにく健康卵黄野郎が!!

 


……そういって先生は僕らの高校生活最後の授業を終えた。

その後クラスのそんな仲良くなかった奥山くんと『カップヌードル シーフード味』を食べた。

あの味を俺はわすれない。

“中止”

 

ロックフェス、ワンマンライブ
次々に中止が発表される日々。


そんなことわかってる。


「こんな世の中だから」だろ、どーせ。


それと同時に色々なことが出来ない当たり前じゃないこんな毎日すら日常になっていく感覚につくづく人間の適応能力とは恐ろしいものだと痛感する。 

 

 

「来年こそは」

 

なんて安っぽい言葉では片付けられない感情。


行き場を失う十代のフラストレーションは毎日を浪費するだけの未来の自分への生き血となり駆け巡る。 

 


いつかその血が沸騰し、音楽を浴びる為の原動力になるからと自分に言い聞かせる。

 


てかこれってさ 


“焦らしプレイ”だよな?

 

最高じゃん焦らされるの。

 

 

焦らされて焦らされて焦らされて焦らされて焦らされて焦らされて。

 

で、いつかたっぷりロックに気持ちよくしてもらおうぜ。

 

 

 

ギンギンにして待ってるからな。

 

 

“恩返し”

ーーーーーーーーーーーー

 

男「クソッ! 」バンッ

 

店員「お、お客様!台を叩かれますと故障の原因になりますのでおやめください!」

 

男「うるせぇ!全然当たらねぇから叩いてやったんだ!おらおら!このクソ台がよォ!」 バンッバン

 

店員「お客様、静かにご遊戯されないならご退店ください!」

 

男「チッ…クソがっ!!あぁ出てってやるよこんな当たりもしねぇクソパチンコ屋なんてよ!二度とくるかこんな店潰れちまえッ!!」

 

―彼の名は後藤勝也(ごとうかつや)
プロ野球選手として活躍するも2年前に事故にあい引退。自暴自棄になり新しい職を探すことなく今はただパチンコ店に入り浸りこうして悪態をつくようになっていた。


勝也「ったくこの街のパチ屋もだめだな次の店を探すか…うわっ…!」

 

なにかに躓いた勝也は足元に目をやるとさっきまで誰かが飲んでいたかのようなタピオカミルクティーが地面にこぼれていた。

 

勝也「あぶねぇな誰だこんな所に捨てた奴は。ホントにバカしかいねぇなこの街は。ま、俺も拾わないんだけどね笑」

 

勝也「………」


そのまま立ち去ろうとした勝也の背中にゾワッと使命のようなものを感じた。
勝也の中にいる何かに呼び止められたような感覚だった。


勝也「………。………チッ…わーったわーった。拾うよ拾うよなんだって俺がこんなもの拾わなきゃならねーんだ!つくづく俺は神経質なんだ!」

 

勝也はおもむろにタピオカミルクティーを拾うと散乱したタピオカを容器に戻し道路脇にそっと置いた。


ーーーーーーーーーーーー

 

ある日、パチンコで負けていた勝也は不機嫌そうな顔で歩いていた。すると高校生程のギャルが勝也に声をかけた。

 

ギャル「なぁ、おじさん」

 

勝也「んぁ?なんだなんだ人のことおっさん呼ばわりしやがって。しかもガキじゃねーか誰だお前」

 

ギャル「こないだ助けてもらったタピオカミルクティーだけど」

 

勝也「は?タピ…はぁ?」

 

ギャル「いやだから、こないだ落ちてるとこひろってくれたっしょおじさん。そん時のタピオカミルクティーだけどって」

 

勝也「…な、なに言ってんだ?しかも助けたってただ拾って脇に置いただけだし。第一タピオカミルクティーは生き物じゃないだろ。第一なんでお前がそれを知ってんだよ」

 

ギャル「はぁ…あのさぁ。ウチがマジのJKだったらこんな汚いおっさんに声かけねーっつの。ウチはタピオカミルクティーなのそれ以上でもそれ以下でもないし」


勝也「まぁたしかに…って失礼なやつだな!じゃあそのタピオカミルクティーさんとやらが俺になんの用だよ!」

 

ギャル「恩返し的な?お礼、してあげなきゃってさ」

 

勝也「お、お礼…」ゴクリ

 

ギャル「……おっさん、いま変な事想像したっしょ。キモすぎ」

 

勝也「…バ、バカ!し、してねぇよ!!」

 

ギャル「勘違いすんなって変態。
…お礼ってのはね、一度だけ時間を戻してあげる事だよ。」

 

勝也「時間を戻す?」

 

ギャル「聞こえなかった?」

 

勝也「いやいやお前そんなことできるわけねねぇだろアホか?ww」

 

ギャル「わかる。信じれないわな。
じゃあさ、そこに本屋があんじゃん?ちょっと見てて」

 

 

店員『ありがとうございましたー』
通行人『いやぁ〜やっと人気ラノベ【妹のくるぶしは硬い】の新刊をゲットしたぞぉ〜!これは帰って熟読ですなぁムフフ…』

 


勝也「なんだあいつ気持ち悪ィな」

ギャル「いくよ」
キュピルルル〜★

パッ


勝也「き、消えた!?」

 

 


店員『ありがとうございましたー』
通行人『いやぁ〜やっと人気ラノベ【妹のくるぶしは硬い】の新刊をゲットしたぞぉ〜!これは帰って熟読ですなぁムフフ…』

 


勝也「な!!!?なんだ!?
繰り返した…!??」

 

ギャル「どう?信じた?」

 

勝也「お、おめー…ホントにいつでも戻せるのか…?」

 

ギャル「もち」

 

勝也「マジかこれはヤバイぞ…
パチンコで当たる台を調べて戻すか…いやまてよ競馬で万馬券を見てから戻して…ブツブツ」

 

ギャル「こいつカスじゃね…」

 

 


ーキャー!!! ドンッ

ざわざわ…

 

勝也「ん?なんだ?」

 

ギャル「うわっ子供が横断歩道で車に轢かれたよやば」

 

勝也「うおっホントだやべー!!
こりゃ大変だ!!こうなったら…」

 

ギャル「お、使うんだね?時戻し」

 

勝也「は?使うわけねぇだろ。早くここを立ち去るんだよ。面倒くせー事に巻き込まれたくねぇからな」

 

ギャル「え、え?マジ?だいたい普通の人ならこーゆー時使っちゃうんだけどな」

 

勝也「アホか!せっかく手に入れた時戻しだ。俺のために使わなくてどうする。さ、パチンコいくぞ」

 

ギャル「こいつ…本物のカスじゃん……」


ーーーーーーーーーーーー

 

かくして鶴の恩返しならぬ
タピオカミルクティーの恩返しが幕を開けたのである。

 

 

 

 

〜その日の夜〜

 


ギャル「うっわチョー汚いんだけどマジありえないんだけど!!」

 

勝也「うるせぇな!てかなんで俺ん家来んだよ!!」

 

ギャル「こっちだってこんなゴミ溜めみたいな家いたくねーっつの!!アンタが時戻ししてくれりゃさっさと終わるの!早くテキトーに時戻し使ってよ!」

 

勝也「バカヤロー!そんな便利なものいざって時に取っとくのが普通だろ!その辺でジッとしてろ!それともなにか?助けた恩を忘れたのかな〜??」

 

ギャル「…むう…チョーシ乗りやがって…てか風呂も入らないのアンタ?」

 

勝也「風呂なんてのは一週間に一回で十分なんだよ」

 

ギャル「…ヤッバ、きっしょ…。ウチ風呂入らないの無理だから使わせて」

 

勝也「あぁ?ミルクティーに風呂なんて必要なのか?」

 

ギャル「うるっさいな。あと、覗いたら殺すかんね?」

 

勝也「お!鶴の恩返しみたいな展開じゃねぇか!」

 

ギャル「いやフツーにJKの風呂覗くとかアウトっしょ警察呼ぶよ?」

 

勝也「ごもっともです」

 

〜〜〜〜

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勇気100%

 

君は何かを実直に信じて行動したことがあるだろうか。

スポーツ?恋愛?勉強?ゲーム?
まぁなんでもいい。
とにかく誰がなんと言おうと「自分ならできる!」と強く思い実際に行動する。それがこの年になっていかに大事で素晴らしい感情かわかる。


年をとるといかんせん“世間体”が気になるものです。よって今自分が世の中においてどんなことをすべきか勝手に自分で決めつけ、やるべき事をしてしまいがちです。


それでいいのか。


否!


“やるべき事”ではなく
“やりたいこと”をやる事が大事なのです。

人の目なんて気にする事ない。

 

 

思い出してみてください子供の頃を


みんながアスレチックで遊んでる時『うーん、僕は砂場で遊びたいけどみんながアスレチックいるし気をつかってこのままアスレチックで遊ぶかぁ』なんて気にしてましたか?

一人でも砂場に行っていたでしょう。そうすればいずれ砂場に集まってきて遊ぶんです。

 

「わたし本当はお兄ちゃん達とサッカーしたいけど女の子は皆おままごとやってるからそれに混ざろう」なんて気にしてましたか?

本当にやりたかったら女の子だろうと男に混ざってサッカーやってたでしょ?


つまり『人の目』なんて年をとった人間が勝手に決めた“当たり前”にしか過ぎないのです。もちろんこれを大人になってやれってことじゃないですよ。自分の素直な気持ちを大事にしろって話です。

 

 

「わたし本当は絵描きさんになりたいけど絵も上手じゃないし普通に会社員になろう。」

 

「歌を仕事にしたいな、でもそんなの現実的じゃないし普通に就職しよ」

 

じゃなくて!やりたいこと!
やろうよ!みんな自由に生きよ!

 

 

 

やりたいこと やったもん勝ち!


青春なら!!!

 

 

おうち

ライブいきたい

カラオケいきたい

すしたべたい

飲みいきたい

焼き肉たべたい

親に会いたい

おばあちゃんに会いたい

友達に会いたい

買い物したい

旅行したい

ライブハウスいきたい

モッシュしたい

フェスいきたい

みんなで宅飲みしたい

大声出したい

仕事したい

全力で走りたい

タコパしたい

お花見したい

バーベキューしたい。

 

 

 

 

 

………

 

恋愛したい

好きな人と手繋ぎたい

水族館いきたい

キスしたい

喧嘩したい

仲直りのキスしたい

結婚したい

子供ほしい

子育てしたい

 

 

そしていつか

 

 

 

 

家族でライブハウスいきたい。

 

 

 

 

 

 

 

だから今は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おうちにいたい。